皆さんこんにちは。12月6日のベルリンは晴天！でも明日からずっと雨太郎です。
今回は先週の続きをお届けいたします。
前回を読んでいない方がいましたら、チェック願います。
あとその流れで過去の記事もチェックしつつ、記事の最後にあるリンクからトレーナーを買ってくれると、とても嬉しいです！
ではではつづきを…↓
うむ。迷った時はとりあえず退散じゃ。
ということで管理人のあまりの圧力に耐えられなくなり、建物を一旦出ることにしました。
冷や汗、お腹汗ダーダーになったオレは、その建物の一階にあるコンビニで、
ひと休憩をキメました。
しばらく立ち読みをしていると、あらま偶然。住人らしきおばあさんが目の前のを通りすがったんです。
補足をいれますと、当時の自分が老婆をなんで住人と確信したかは不明。
でも服の毛玉具合がこれは完全に住人だ！！と思った記憶があります（笑）
そこでオレはこんなアイデアが思いつきました。
そう、おばあさんに頼み込んで家を見学させてもらう作戦です！
ふふふ、これなら間違いなく内部に入れるぜ。
そしてオレは一気に駆け寄り、おばあさんに交渉をしかけました。
しかしおばあさんは亡霊のごとく、ガチ無視。。
粘っても無理な空気を察し、二言目で退散。
いや〜あのおばあさんリアルに亡霊だったのかな〜？だって銀座の
オフィス街にあんなおばあさん絶対いないもんな〜
と、今ではソレな気がしています。
ヨシ！ここはもうサムライでいくぞ！！
と気合を入れ直したオレは、もう一度一人で潜入してリベンジすることにしました。
ブイーン（自動ドアの開く音）
フンッ。また来たぞオラ！
今回はいくら管理人にガンつけられても、全く動じない自分がいました。
よし、通路は左右ある。なんか今日は右な気がする！という根拠もない
判断で右側の通路に入ることにしました。
ここは堂々と住人らしく。あるいは住人の友人らしく。
そう心に決めて歩みはじめたオレを見ても、管理人は何も
言ってきません。
つまり、見事に潜入できたということか！？
オレは心の中でヨッシャーーーーと叫びました。
そして右側の通路をグングンと進もうとした瞬間、、
オイ！！
おっさんの怒鳴り声がオレの後頭部をぶん殴った。
一瞬頭が真白になったんですが、でも大丈夫。
誠意もって粘ってお願いすれば、見学ぐらいさせてくれるだろう。
と内心余裕ぶっこいていたので、オレはこの建築への愛を冷静にプレゼンしはじめた。
さあ管理人さん。どう出る？
と思った矢先にこうなったのです↓
管理人A）これ以上ここにいたら、住居侵入罪で警察に突き出すぞ！！！
管理人B）オマエさっきから怪しいと思ってたらやっぱりか！コノヤロウ！！
などなど二人からさんざん怒鳴り散らされて、ついにはつまみ出されちまったぜ！コワッというお話でした。
END
次週もおたのしみに〜（笑）
日橋慶充 / ニッパシヨシミツ
現在ベルリンに在住。イラストやエッセイの仕事をしながらドイツと日本の面白い違いをディグリ中。
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