趣味

おっさん時計 #18 「奇抜な色はいかが」

「おっさんは腕時計がもう一本欲しい」は最近になって機械式時計の魅力に突然目覚めてしまったおっさんが次なる一本を購入するために必要な知識を深めていくことを目標とした連載です。【毎週水曜日に更新】

「奇抜な色はいかが」

国立オシャレ大学に入学する事を夢見てオシャレ予備校に通うも7浪して断念。 周りの人たちは、次々と国立オシャレ大学に入学し、リアルが充実した日々を送っているのを横目に日々を過ごしてきました。

それでも、ちょっとはオシャレがしたいと心の片隅で思い、一念発起でした中途半端なオシャレは世間の冷たい視線を浴びることになり、学歴って大事なのだなと骨身にしみて痛感している次第です。

冗談はこれくらいにして。

メンズ用の腕時計の色はシルバー、ブラック、ブルー系の色を基調としているデザインが主流になります。実際格好が良く、服やTPOに合わせやすい色だからです。

また、腕時計の素材として広く使われているステンレススチールは銀色なので銀色の時計は結果的に多くなります。ケースは銀色(シルバー)、ベルトで色を楽しむのが定番ですが、ベルトも落ち着いた色が多いですね。

男が身に着ける色であれば、シルバー、ブラック、ブルー系は妥当な色ですが、ちょっと遊び心も欲しくなる時もある。

腕時計は道具としては勿論、ステータスやファッションの役割も担うアイテムだからちょっとキラリと光るセンスで手首回りを演出したくなるものです。

ファッションウオッチと呼ばれるカテゴリーの時計がありますが、中身の機械にこだわるのではなく、オシャレのアイテムとしてデザインを優先して作られている時計です。主にクォーツ時計なので、価格は抑えめで奇抜な色やデザインを含めて色々選べます。

そんなある日、差し色として身に着けるとカッコいいかなとオレンジの時計が欲しくなり調べ始めました・・・ありますオレンジの時計。

文字盤も針もインデックスもケースもベルトも何もかも全部オレンジの時計(時間が分らん!)蛍光オレンジのギラギラマックス自己主張が強すぎ時計!他にも沢山。

そうやって、色々調べている最中にふと町中に目を向けると、明るい色をポイントに取り入れたオシャレをしている人を見かけます。

時計は勿論、靴だったり、シャツだったり、ポイントで蛍光色のピンクやオレンジ、イエローを取り入れている人を見ると、ぶっちゃけ似合っていない人が多い気がします(完全なる個人的な感想です)

確かにうまくまとめてキッチリとコーディネートできている人もいるけど、蛍光色、はっきりとして明るい色は難しいなーと、というかきっと自分には似合わないだろうなと思いました。他人のふり見てわが身を直した次第です。

ところで、明るい色の時計は高級腕時計でもコレクションにあります。あのパテックフィリップでもオレンジ色ストラップ(バンド)を備えた時計があったりします。お値段は477万円との事。高級腕時計のリシャール・ミルの今年の新モデルはお菓子を題材にしていてカラフルでポップなデザイン、1,500万円以上するそうです。

高級腕時計でもカラフルでポップなデザインがあり、そういった時計をさらりと着けこなしてしまう紳士もまた居るという事です。世の中は広いものです。

オシャレの道も一歩から、取り敢えずは国立オシャレ大学の参考書を買うところから始めます。

次回「時計屋さんに行ってみる」・・・次回もお楽しみ。

byしんた

新着記事
関連記事