「おっさん時計」は最近になって機械式時計の魅力に突然目覚めてしまったおっさんが次なる一本を購入するために必要な知識を深めていくことを目標とした連載です。【毎週水曜日に更新】
「気になる時計⑥ チューダー」
時計の事、特にロレックスに付いてよく調べていると耳にすることがあるブランド。それがチューダーである。
時計に興味を持ち、調べていれば好き嫌いはともかくとしてロレックスについての情報は否応なしに知りえてしまうもので、その魅力に捕らわれる人も多くいると思います。
わー、ロレックスだーい好き・・・とまではならずとも、「どれどれ、そんなに皆の衆が良いというなら、候補の一つに入れてやっても良いかな」と上から目線で物色を始めると、気になる時計④ロレックスの回で申した通り、ロレックスは容易には入手が出来ないのです。
手に入らないと余計に欲しくなる。
とは言っても、並行輸入品・中古市場は価格が高騰しているし、正規品であってもロレックスは高価な部類に入るため、そもそも価格的にハードルが高い。
そんな時、ロレックスっぽい時計を探して溜飲を下げるのが一興と考えます。
ロレックスの中でも人気のモデルにサブナリーナという時計がありますが、これに似た時計が非常に沢山存在します。
偽物ではなく、様々なメーカーからそれぞれのブランドデザインは踏襲しつつ、なんとなくサブマリーナっぽくも見えなくもない時計が結構色々あったりします。
値段も数万円から数十万円まで色々で、本家より間違えなく安いのですが、安ければ質感的にチープで微妙だし、数十万円出しても結局それっぽい時計というのも心理的に微妙です。
気軽にロレックスの雰囲気を楽しむなら“あり”だと思います。
でも、なにかこの状況を打開してくれる良い時計が無いかなー。
ここで今回の時計「チューダー」が登場します。（前置きが長すぎ・・・）
チューダー、以前はチュードルとも呼ばれていましたが、昨年（２０１８年）より日本に正規輸入が再開されることになりブランド名も「チューダー」で統一されることになりました。
ご存知の方も思いますが、チューダーはロレックスの創始者ハンス・ウイルスドルフが1926年に設立現在にいたります。
ロレックスの姉妹ブランドであるチューダーはロレックスの技術をベースにした時計がラインナップされ、価格はロレックスの半額位となっています。
また、単なるロレックスの廉価版ではなく自社製ムーブメントを搭載し、デザインもオリジナル色を前面にだし、チューダーとしてのブランド力高くなっています。
ロレックスの時計に似ていながら、独自の性能とデザイン性を持ち、なんといっても姉妹ブランドなので満足感がある。
これは、いずれ欲しい時計です。
次回、「気になる時計⑦ グランドセイコー」です・・・お楽しみに。
ｂｙしんた
