「おっさん時計」は最近になって機械式時計の魅力に突然目覚めてしまったおっさんが次なる一本を購入するために必要な知識を深めていくことを目標とした連載です。【毎週水曜日に更新】
元々替えバンドが付いている時計を所有しています。
メタルバンドとワニ革のベルトが付いていて、気分で付け替えて楽しむことが出来ます。
ちなみにこのワニ革、正直本物のワニ革なのかワニ革風の何かなのかちっとも分りません。分りませんが、見た目と色合いが気に入っているので愛用しています。
この時計の購入時にはメタルバンドが標準でついていて、ワニ革のベルトはおまけ的なポジションで同梱されていました。
購入したお店の方に聞いたところ、バンドを付け替えたい場合はお店に持ってきてくれればいつでも対応してくれるとのことでしたが、それでは気軽に気分で付け替えることが出来ません。
そこで今回は「ばね棒外しにチャレンジ」です。
時計はケース(時計本体)に「ばね棒」という棒をつかってベルトを固定しています。
ばね棒とはその名の通りばねが仕込まれた細い棒で伸び縮みすることによって、ケースからバンドを外したり付けたりすることが出来ます。
ただ、とても小さなパーツのため専用の道具が無いと付け外しがとても困難であり、その専用の道具が「ばね棒外し」なのです(そのままの名前ですね)
価格は1000円前後で買えると思います。
細長い棒状で、先端が二股に分かれているフォークのような形状と反対側は円柱の形状をしています。
この細い二股の先をケース(正確にはラグ)とベルトの隙間に差し込んでばね棒を縮めながら外すのですが、中々コツがいるのと、金属の棒なので思わず時計を傷つけてしまう恐れがあるのが問題ではあります。
しかし、自分でベルトを変えられるのは時計の楽しみが増えて良いことです。
時計の種類によってはばね棒外しを使わなくても簡単にベルトを付け替えることができる工夫がされているのもあるので興味がある方は調べてみるのも良いでしょう。
次回、「フォーマルな時計が欲しい」です・・・お楽しみに。
byしんた