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おっさん時計 #7 「防水②」

「おっさんは腕時計がもう一本欲しい」は最近になって機械式時計の魅力に突然目覚めてしまったおっさんが次なる一本を購入するために必要な知識を深めていくことを目標とした連載です。【毎週水曜日に更新】

腕時計の防水性能は3気圧、5気圧、10気圧、20気圧が一般的です。

ちなみに、防水性能については同じ防水の表記であったとしてもメーカーごとに防水性能の解釈に違いがあります。更に、時計を販売されている方や、専門誌等でも微妙な違いがあることをご了承下さい。 また、ご購入された時計の防水性能を正しく知る場合は、付属している説明書をよく確認するか、販売されている方に確認して頂くことをおすすめします。

今回は一般的に言われている防水性能についての話。

3気圧防水は「日常生活防水」でちょっとした水しぶきがかかっても大丈夫・・・程度です。

5気圧防水は「日常生活強化防水」でちょっとした水しぶきがかかっても大丈夫・・・で、3気圧防水よりも防水性能は高いと思いますが大きくは変わらないと思います。

10気圧防水は水辺での使用ができます。水が「じゃばっ」とかかっても大丈夫。マリンスポーツに使用できますが、水中での使用は推奨されていません。

20気圧防水は水中での使用が可能で、泳ぎながら装着できます。ただし、潜水はNGです。

では、土砂降りの雨の日に頼りになる相棒は一体何気圧防水なのか。

5気圧防水では心配なので、水辺でも使用できる10気圧防水が目安になるのかと思いますが、意外にも多くの人が土砂降りの雨のであれば20気圧防水が必要であるとすすめています。

前回「防水➀」のでも言及しましたが、雨が当たる勢いも圧力になるので水中に潜るわけではありませんが、水中に潜るのと同じ防水性能があった方が無難ということらしいです。

だから、購入する時計は20気圧以上と決めていました。

また、シャワーも同様に高い防水性能が求められるので10気圧防水以下であれば腕時計を着けたままではなく、外した方がよいと思います。

防水性能の有無にかかわらず、水がかかったらちゃんとケア(清掃)をしてあげたほうが時計は長持ちしますし、特に海水の場合はちゃんと洗ってあげないと防水性能が高くても本体自体が劣化してしまいます。

今所有している「オメガ シーマスター ダイバー300M」はダイバーズウォッチというカテゴリーの時計で、ダイバーが使用することを目的に作られた時計です。

商品名が示す通り、300M防水(≒30気圧防水)なので雨の日でもへっちゃらですが、恐ろしくて雨に濡らすのは勿論の事、水しぶきもかからないように気を付けています(笑)

意味ない気もしますが、そういうものです。

次回は時計を腕に巻くための必須アイテム「バンド」について・・・お楽しみに。

byしんた

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