小栗旬筋太郎です。
梅雨に入り、ジメジメした気分をカラッとさせる・・・ような気持ちには到底ならないDVDが実家から出てきたので紹介させて下さい。興味が出ましたら皆さんも是非見て頂いて。
ですがこれから紹介するものは全て絶版か、一般には流通してないやつです。
1本目は「笑いの殿堂」っていう本屋さんで売ってたDVDです。2011年に出たやつですね。
どうですか皆さん、このラインナップ!
まずジャケットをぱっと見て解るかと思いますが、やっぱりこういうタイプの芸人さんは基本、顔ちょっとイジる人多いですねwシュールとは無縁というかw
僕はいわゆる東京の地下ライブみたいなのにハマっていた時期がありまして、
もちろん最初は上京してルミネtheよしもととか、バカ爆走みたいなメジャーなライブ行ってたんですけど、
徐々にこっちに逸れていきました。53組出てるみたいなんですけど、皆さんどのくらい知ってる芸人さんいらっしゃいますか?
数えたら僕は35組生で観た事ありました。どうかしてましたね。そしてお恥ずかしい話、僕がラジオや雑誌に送るネタは、ここに出てる地下芸人さん達の影響を滅茶苦茶受けています。
この中でオススメするとしたら「殿方充」「ヘブリスギョン岩月」「横須賀歌磨呂」でしょうか。皆さん、絶対ネタとか検索しない方が良いですよ。
でもこれ8年経って今テレビ出てる芸人さんがまあまあいるのビックリしますよね。民家のリビングでネタやってたような人達ですからね。さて次は
漫才バカ一代っていう漫才のDVDですね。これは「漫才バカ一代」というライブの会場でしか買えないやつです。
2008年でゲストオードリーと流れ星って凄くないですか?
当時僕が行ってたこの「漫才バカ一代」っていうライブの他に「漫才米騒動」っていうライブもあったんですよ。
漫才米騒動はエルシャラカーニ、オードリー、ナイツ、マシンガンズ、ハマカーンとかが確か出てて、お客さんも女性が多くてシュッとしてたんですよね。
でも僕は主に野郎が集まる漫才バカ一代派で、相容れないというか(お互いのファンがそう思ってただけでしょうけど)負けられないみたいな変な意識があったんですよ、少なくとも僕には。
ただ漫才バカ一代は1本目のDVDに出るような、割とキワキワなネタやるメンバーばっかりだったので最初から負け戦感ありましたね。とはいえ好きでした、漫才バカ一代。
最後はこちらです。
一番紹介したかったやつです。
天久聖一が撮った「悲しみジョニー」ですね。
ジョニーっていう服屋の店員やってる黒人さんが、どじょうすくいを習いに行くビデオです。これ大好きなんですよ。曲がTOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美っていうのも謎にセンス良いし。
大好きなのは特典映像で、言ってしまえば実験映像?みたいなやつなんですけど、
ジョニーが旅の先々で出会った人とか物(どじょうすくいのビクとか、電車の車掌さんが顔出した窓枠とか、たまたまいたオバサンの顔とか)を部分部分切り取っていって、その部品だけで人間みたいな謎のキャラクターを作って、それが動き出したり踊り出したりするやつです。
戦隊ヒーローが乗ってるマシンがそれぞれ集まって1体の巨大ロボになるみたいな。
・・・キメてないですよ?
ちょっと説明しづらいのですが、とにかくイカれた映像で曲もヤバくて最高なんですよ。
・・・ただ皆さん、ビッグニュースです。皆さんが大好きなあのサイトに、今特典映像だけあがってます(ヒソヒソ声で)。「悲しみジョニー」だけで検索するとUAの曲出てきちゃうから、このDVDの監督の名字も入れたりしたら見つけやすいかな~なんて(空に向かって独り言)。
まあ、でも、とりあえず久しぶりに本編見たいなと思ってパッケージ開けたら中身入ってなくて!だから中古買おうかなと今思ってます。
これはちょっと上映会やりたいぐらい面白いので、皆さんもしどこかで見かけたらご購入をオススメします。
という訳で最後は恒例の、亀の甲羅を火にかけて、ヒビの方向で今年の秋の収穫を占うコーナーです!
そんなのやってませんでした、ありがとうございました。