小栗旬筋太郎ですけど、今週は、私のそばにはいつもラジオがあった、みたいな、子供の頃何となく聴いていたラジオの話したいと思います。
小学生の頃、スイミングスクールに通っていました。
理由は多分、周りの友達が行ってたから、みたいな感じだと思うんですけど、やり始めたら当然辛くて、
#1でやった、週刊スタミナ天国を途中まで見てマーシーとヒロミに泣く泣く別れを告げて、近所から出るバスに乗って30分ぐらいかけてプールに行ってました。
その時バスの車内でかかってたのが文化放送、
「みのもんたのウィークエンドをつかまえろ」
でした。土曜の昼、まだ息子がああなるとは知るよしもなかった、軽妙なみのもんたのトークを、憂鬱な気分で聴いてました。もうすぐスクールに着くぐらいのタイミングで流れてた、今でもよく聞く、埼玉トヨタの
週末はトヨタのお店へ!
のCMの、謎音楽とかはもう、断末魔みたいな感じで聴いてました。
とはいえ土曜だったんで終われば気分は晴れやか、プール終わりで飲むカップのメロンソーダは格別で、
帰ってから見る鶴ちゃんのプッツン5も楽しみでした。
その後小学校高学年から中学になると、塾に行くようになりました。
ちょっと遠い、皆と違う塾に行ってた僕は、友達がいなくて辛い思いをしてました。
そんな塾に向かう途中、平日の夕方に聴いていたのは文化放送、
「吉田照美のやる気MANMAN!」
とその後の時間でやってた、
「小倉智昭の夕焼けアタックル」
でした。そうです。後に司会者が、アシスタントの女性に手を出したのが発覚する二大番組です。
「夕焼けアタックル」の中でやってたミニ番組、
「川中美幸 人 うた 心」
を、刑を待つ死刑囚の気持ちで聞いていました。
調べたらこの川中美幸の番組、まだやってるんですね。35年ぐらいやってます。
スポンサーは「蕎麦焼酎・雲海」で、あの頃は飲めなかった焼酎も、今ではお茶で割って、毎日飲むようになりました(遠い目で)。
とはいえ、塾終わりに本屋さんに寄って貰って買うシングルCDと、コンビニで食べたタコスまんが楽しみでしたね。
この2つは地獄へ向かう→ラジオ→終わってご褒美って感じですけど、それで流れで思い出すのは、小学校の頃やってた少年野球です。
日曜日に朝、皆で集まって、車で球場に向かうんですけど、その時流れてたのはニッポン放送、
「裕司と雅子のガバッといただき!!ベスト30」
でした。普段は文化放送かかってたけど、先程紹介した吉田照美の番組のアシスタント、小俣雅子が出てたから日曜はこれだったんでしょうか。
野球がホントに苦手だったので、何も無い日に聞いたら普通に面白かったと思うんですけど、球場まで玉音放送聴いてる感じでしたね。試合前ですけど。
しかも野球の場合は終わってもご褒美的なのがないんですよ。
ミスするし打てないし、次は月曜日っていう。
Jリーグブームの時に入ったのでチームは10人しかいないので下手でも出るしかなくて、
熱心な友達のお母さんが皆の打率つけてたんですけど、僕.012ぐらいでした。
3年ぐらいやってて、結局ヒット1本しか打てなかったんですけど、
打った日は、練習で太陽が眩しくてフライ取れなくて打球が目に直撃して、片眼瞑って振ったら当たった、みたいな感じでした。
そんな感じで私のそばには(特に嫌な思い出の時には)、いつもラジオがあったという話でした。ありがとうございました。