コラム

小栗旬筋太郎の検索の向こう側「#11ジョビジョバの話②」

それで「さるしばい」が終わった後も、同じ時間帯でジョビジョバは暫く名前を変えて番組を続けてました。

作家陣も豪華で、完全にコント番組になってたんですけど、僕はもう見たり見なかったり、みたいな感じでした。

思えばこの頃から、私と彼らのボタンはかけ違えていたのかもしれません・・・。

小栗旬筋太郎です。今週も宜しくお願いします(途中で自己紹介するのやりたかったんです)。

そんな中ずっと出てたフジテレビではなく、日テレの深夜に始まったのが「shin D」という枠でジョビジョバ主演で始まったドラマ「銀河鉄道な夜」でした。

「shin-D」は多分深夜ドラマの略だと思うんですけど、2時過ぎぐらいから始まるドラマシリーズで、これ終わったら次は映画でその後はもう朝だったので、若手クリエイター挑戦枠、みたいな感じだっんですかね?

NHKはもう尾瀬の自然流してるよ、みたいな。夜と朝の狭間でただただブルーになる番組でした。

この時考えた事は絶対つぶやいちゃいけない時間帯というか、テレビの場末の時間帯というか。

で、銀河鉄道な夜、その名の通りSFで、ジョビジョバと車掌のミッキーカーチスと、ゲストの恋愛沙汰で亡くなった女性が乗ってくる列車が舞台の、1話完結シチュエーションドラマみたいな感じでした。

wikiとかにも全然情報載ってなくて、頑張って調べたらゲスト女優が、遠山景織子、秋山菜津子、佐伯日菜子とかで、幸薄い役のイメージが強いというか、後に実生活でも色々あった人が結構出てたので、そういう意味ではキャスティングは100点でしたね。

ただ内容は全く覚えてないんですよ。

でも8割シリアス2割笑いみたいな感じで、毎回ブルーな気持ちになって寝てた気がします。深夜だからそれが良かったりもするんですけど。

妙にインパクトあって忘れられないので、更に調べて数年前、このドラマの主題歌だったkaoruの「ランデヴー」というCDをネットで1円で買いました。何だったんでしょうか、聞いてもピンときませんでした。

さて、その深夜のどんよりイメージもあったのかだんだん気持ちが離れていったジョビジョバに追いうちをかけたのが、CDデビューとうたばん出演でした。そうです、皆さんご存知ボンゴレオです。

CDまではまあ、ノレない事も無かったのですが、バラエティ番組に芸人じゃないけどお笑いっぽい事やってる人が出る時のあの感じというか、

応援してる人達がトークでこてんぱんにやられる感じと、なんとなく茶の間に蔓延する「誰なんだコイツ感」でいたたまれなくなってしまって、最終的には応援していた自分ですら、

「え?私応援してないですけど?誰ですかこの人達?」

みたいにしらをきってしまいました。

イジメはやられる人よりやる人より、見てる人が一番悪い!みたいな感じですね(違う)。

今ならアウェーだからしょうがないよね、とか思えるけど、情報がない封鎖的な田舎の中坊は勝手に敗北を味わってしまってました。

それがあって後に大人になってバッファロー吾郎が主催してる大喜利のイベント「ダイナマイト関西」で、大好きだったスーパーササダンゴマシンことプロレスラーのマッスル坂井が、

大喜利でジャルジャル後藤と笑い飯西田に勝った時は人目はばからず泣いてしまいました(泣)

また決勝がその坂井対カリカ家城で、当時カリカも滅茶苦茶好きだったのでその試合はもう泣きながら見てましたね(エヘヘ)

そんな訳でジョビジョバはちょうど先週まで復活公演をやっていて(一度解散して後に復活)、行けなかったんですけど、それって多分あの日の気持ちのままでいたいっていうのがあったんだと思うんですよ。

どんなバンドでも劇団でも、復活したら何故かノレなくなっちゃうんですよね。とはいえ見に行ったら面白かったのかも知れませんが・・・

あれだけ好きだったバンドも今も好きではいるけどあの頃の熱量には戻れない・・・

逆に言うとピンクレディーがまた復活しても何とも思わない・・・

ピンクレディーが何回目かに復活した時、名前を「ピンクレディーX」にしてたの何だったんだ・・・

っていうか、今ピンクレディーってやってるの?やってないの?

調べたら9年前に7回目の復活してた・・・

ベンチャーズ今年も最後の来日って謳って日本来るのかな・・・

・・・やっぱりいつまでも昔の話してたってしょうがないんですよ。スチャダラパーも言ってたけど、今が最高なんですよ。

・・・いや、毎週昔の話して、どの口が言ってんだ!!!!!!!!!!!!!!

セルフツッコミが地を駆け巡った所で最後に音楽フェスあるあるを発表してまた来週です、ありがとうございました。

音楽フェスあるある・ロッキンオンジャパンフェスの2009ぐらいのTシャツ、まだ着てる人いる

ABOUT ME
小栗旬筋太郎
小栗旬筋太郎
爆笑問題カーボーイ・メールナンバー1グランプリ2018優勝
新着記事
関連記事