コラム

小栗旬筋太郎の検索の向こう側「#37フライデースーパーカウントダウン50」

今までずっとテレビ周りの事をテーマにしてきましたが、今週はいよいよラジオ番組についてやっていこうと思います。申し遅れました、小栗旬筋太郎です。

小栗旬筋太郎というどうかしてる名前で、ラジオとか雑誌に投稿してますけど、それ以前はその時の思いつきのラジオネームでメール送ったりハガキ書いたりしてました。

集中して投稿してたのはここ数年と、学生時代だったんですけど、

思い返して見ると、所謂「ネタ」を初めて読まれたのは、中3の時のナインティナインのオールナイトニッポンだったんですが、

初めてラジオで名前を読まれたのは更にその前。確か小6とか、中1とかの頃でした。

その番組が今回紹介する文化放送で金曜夜にやってた、フライデースーパーカウントダウン50です。

聞いてた時期は小学校高学年からの数年だと思うんですが、

初めてラジオを聞いた文化放送で、昼からそのまま夜も聞いて、みたいな感じでしたね。

で、この番組は今では珍しい「電リク番組」でした。

電話で曲をリクエストするやつで、そのリクエスト数と、オリコンの売上とかを合算したランキングだったような気がします。オリコンランキング全盛の時ですね、小池社長時代の。

そこに僕はよく電話をかけていて、曲を紹介した後にアナウンサーが読み上げる、「この曲をリクエストしてくれたのは~○○県・○○さん」みたいな感じで名前を読まれたのが最初だったと思います。

この番組はメッセージ的なやつは無い純粋なランキング番組で、確か読まれた人は全員本名でした。で、名前読まれるとステッカー貰えるんですけど、家に滅茶苦茶あったんです。ステッカー。

今もうないんで記憶なんですけど、50越えるぐらいあったんじゃないかと思います。

この頃「常連電リク職人」でしたね僕。滅茶苦茶ダサいですね。

何故電リクなのに、毎週のように名前を呼ばれていたか?これにはテクニックがあったんですよ。

当時あんまりネットも普及してなかったので、完全にオリジナルで編み出した業(わざ)、今から30分間、オペレーターを増員して特別にお教えします。

電リクをやっていくうちに、どうやらこの番組は、早く電話受付をした人の方が名前を読まれやすいと気づいた僕は、電リク受付開始時間の、8時丁度に電話をかける事を始めました(放送は9時30分から)。

で、今思うと凄い話なんですけど、それを皆知ってるからなのか、8時ピッタリにかけても

「この電話は、たいへん混み合って、かかりにくくなっております」

になっちゃうんです。これはどうしたものか、と。

ここでまた閃きました。8時丁度に電話をかけ始めるのではなくて、7時59分頃にかけ初めてみよう、と。ダイヤル押し始めてみよう、と。言い忘れてましたが、固定電話ですよ。

しかしこれだと受付前で、電話がまだ繋がらないんです。どうやら8時ちょうどから電話が繋がる仕組みみたいなんです。

さあ、あなたならどうしますか?世界何だコレ!?ミステリーですね。司会の恵です。

結果僕が編み出した業(わざ)は、「Mステ作戦」でした。

電話機のある部屋で何気なくかけていたMステを見て、閃いたんです。

Mステって、

「このあとのミュージックステーションは、TUBE、T-BOLAN、知念里奈、TUBE、光GENJIスーパー5、そしてTUBEの皆さんでお送りします!」

みたいな8時ちょっと前にやるやつありますよね?当時は下平さやかアナだったかな?短髪になる前の。生島ヒロシはもう出てなかった筈です。新・諸国漫遊記やってたと思うので。

そのMステの番宣が終わった後、4つCMをやったら8時になって、Mステスタートだったんです。毎週そうでした。

で、さっきのMステ始まります!みたいなやつが終わるのが7時59分だったので、となると1つのCMは15秒。

だから4つ目のCMで電話番号打ち始めれば、丁度8時に電話取って貰える・・・!!!

作戦は大成功でした。こうして僕は毎週のようにステッカーを貰っていた、というお話でございました。

あと、司会の斉藤一美に年賀状書いてお返し貰った話、

毎週ハガキリクエストして抽選で5名にシングルCDが貰える企画もあって、

スチャダラパーの「大人になっても」をリクエストして、当選して貰ったのはSMAPの「セロリ」(背に腹は変えられない問題)

50位から100位までフラッシュで紹介するコーナーもあってその週、「大人になっても」は98位ぐらいで俺しかリクエストしてなかったんじゃないか疑惑、

同じく電リク番組(違う局)で、仲良かったヤンキーが、

「リクエスト曲とメッセージありますか?」

と聞かれてリクエスト曲は黒夢で、メッセージは、

「か・め・は・め・波~!」

って毎日電話してるが、一回も読まれないと相談された話、

など、色々あるんですけど、文字数が良い感じなので今週はここまでです、ありがとうございました。

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小栗旬筋太郎
小栗旬筋太郎
爆笑問題カーボーイ・メールナンバー1グランプリ2018優勝
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